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お知らせ

第59回近畿産業衛生学会開催のご報告

今般11月9日(土)に立命館大学朱雀キャンパスに於いて第59回近畿産業衛生学会が開催されました。300名を超える参加者を迎え、盛会に終了いたしました。

冒頭で学会長を務める当会理事の森口次郎より開会のご挨拶を申し上げ、一般演題に続き教育講演では、スポーツビジネスの専門家である立命館大学の種子田 穣 教授を招き、プロスポーツの社会貢献を中心に、専門職の成長につながる内容の講演をいただきました。

ランチョンセミナーでは、東京大学の松平浩特任教授を招き、腰痛がプレゼンティーイズムに与える影響および腰痛の予防策について健康経営の視点も含めた講演をいただきました。

基調講演には、産業医科大学森晃爾教授を招き、「我が国の産業保健プロフェッショナルの育成システムーこれまでと今後」と題し、産業医の専門医制度や教育、産業看護職の資質向上や品質管理などについて幅広く講演いただき、それに続くシンポジウム「『よりよい産業保健サービスをめざして』ー専門性向上と連携強化ー」では、産業看護職、オキュペイショナルハイジニスト(作業環境測定士)、公認心理師、医師などがそれぞれの専門家制度や研修の工夫などについて紹介した後に、多職種連携の強化・向上をテーマに活発な討議がなされました。

懇親会では、80名以上が参加され伏見の地酒や趣向を凝らした企画をお楽しみいただきました。

本学会開催にあたりまして当会産業保健推進室が事務局を担当させていただきました。

ご共催、ご後援をいただきました団体様、演者の皆様、関係者の皆様には多大なるご支援、ご協力を賜り心より厚く御礼申し上げます。