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公認心理師養成心理実践実習を当会にて実施いたしました

令和3年5月7日、佛教大学大学院教育学研究科臨床心理学専攻修士課程の1年生10名を対象に、佛教大学 紫野キャンパスにて公認心理師養成心理実践実習を行いました。黒木産業医、梶岡保健師、山根臨床心理士・公認心理師が講義を実施しました。

■壬生保健センター 黒木 仁美(産業医)
産業医の仕事はどういうものかを説明し、また産業保健の現場での産業医と心理職との連携事例についてもお話ししました。産業保健の現場における心理職の存在は、社員さんが毎日健康に働く上でとても重要です。
講義後は学生さんから熱心に質問も頂きました。実習をきっかけに産業保健の現場に興味を持って頂けたことを大変うれしく思います。

■壬生保健センター 梶岡 恵子(保健師)
今年も、マスク等、感染予防に努めての実習でしたね。熱心に聞いて頂きありがとうございました。
働く環境の激変から、職場のルールや、求める適応力も目まぐるしく変化しており、メンタルヘルス専門家のニーズはますます高まっていると肌で感じています。人と仕事の適合を図る産業保健に興味を持っていただけたら嬉しいです。

■御池メンタルサポートセンター 山根 英之(臨床心理士・公認心理師
産業メンタルヘルス分野における近年の状況を解説し、働く人々を取り巻く状況の変化や産業領域における関わる心理職に求められることを中心に解説させて頂きました。産業医や保健師などの産業保健スタッフとの連携が大切で、対個人だけでなく組織に関わることが重要であること、職場の風土改善にも関わる機会があることをお伝えしました。当会の働き方の例を中心に産業領域の心理職の仕事についても解説しました。
今回の実習を受けて、一人でも産業保健領域に関わってみたいと思う方がいらっしゃればとても嬉しく思います。積極的にご参加いただき、ありがとうございました。