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「第59回近畿産業衛生学会 in 京都」の研究発表報告

去る11月9日(土)秋晴れの中、京都、立命館大学朱雀キャンパスにて「第59回近畿産業衛生学会」が開催されました。今回の学会テーマは「産業保健職のキャリアを考える -私たちの未来予想図―」。近畿一円より300名を超える方々にご参集いただき、盛会のうちに会を終えることができました。

一般演題においては当会御池メンタルサポートセンターの臨床心理士、倉谷 昂志が「ストレス対処行動の組み合わせと心理的ストレス反応・仕事のモチベーションの関連について」と題し研究発表を行いました。

於:立命館大学朱雀キャンパス 203教室

演題概要:ストレス対処行動には多くの種類がある。頻繁に活用するストレス対処行動の組み合わせと、心理的ストレスや仕事のモチベーションの関連を探索的に検討した。結果、心理的ストレスには、思考の切り替えを含む複数のストレス対処行動の活用が有効という可能性が示唆された。また、思考の切り替えはストレス対処行動の選択を柔軟にすると推察された。仕事のモチベーションには、問題解決、相談、思考の切り替えというストレス状況と向き合う対処行動を複数活用できることが有効という可能性が示唆された。

今年は京都で開催された近畿産業衛生学会に参加しました。一般演題数は21題と多く、保健指導、メンタルヘルス、職場環境改善など幅広い分野で、活気ある議論が交わされていました。
私も当会のストレスチェックのデータから見られたストレス対処行動の特徴について発表を行いました。発表後、座長や聴講者の方から多数ご意見を頂き、大変貴重な時間を過ごすことができました。
ストレスチェック制度が始まって4年が経ち、今後本制度をより効果的に活用したいというニーズが増えてくると感じています。そのようなニーズに寄与できるよう、頂いたご意見を参考に今後も研究を続けて参ります。
(京都工場保健会 御池メンタルサポートセンター 臨床心理士 倉谷昂志)

【会場風景】

京都工場保健会ホームページ

第59回近畿産業衛生学会開催のご報告