一般財団法人 京都工場保健会 衛生検査所

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インジウム

血清中インジウム検査のご案内

インジウムについて
主な有害性 【インジウム化合物】
発がん性:リン化インジウムは国際がん研究機関(IARC)の区分2A(ヒトに対しておそらく発がん性がある)、インジウム・スズ酸化物はラットを使った2年間の試験で発がん性が認められた。
吸入による肺の重篤な障害:ヒトの間質性肺炎等(死亡例あり)
用 途 例 薄型ディスプレイ等の透明電極材料、化合物半導体
採  血 ■ 検査に必要な血清の量は、再検査が可能な1.0mL以上です。 ■ 血液は血清分離剤入りの採血管を使用して採血し、遠心分離をしてください。 ■ 検体は、冷蔵(4〜10℃)にて保存してください。 ■ その他の検査等で別の容器に分注される場合は、清浄なスピッツ、ピペット等を使用してください。
検体依頼 当検査所では大手臨床検査センターと連携し、血清中インジウム検査に係る血清検体の搬送作業を行っています。
お問い合わせいただきましたら、専門のスタッフからご連絡差し上げます。 その他、当検査所に直接の検査依頼も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

その他の依頼方法につきましては、直接お問い合わせください。
ご不明な点がありましたら、お手数お掛け致しますが下記までお問合せください。

お電話によるお問い合わせは TEL:075-823-2591

血清中インジウム検査依頼書ダウンロード

血清中インジウム検査の精度管理

内部精度管理

内部精度管理は、コントロールサンプルによって、検査値XとばらつきRの範囲の管理(XーR管理)を実施しています。XーR管理図はこちら(ポップアップで開きます)
コントロルサンプルには市販品が無く、自作にて概ね1μg/L程度になるように調製したものを小分けし、検査ごとに実検体と同様に前処理を行いデータを収集しています。
Xグラフの中心線は1.003μg/L、上方管理限界値(UCL)は1.048μg/L、下方管理限界値(LCL)は0.957μg/L、一方、Rグラフの中心線は0.015、上方管理限界値(UCL)は0.047で、全てのプロットが範囲内に収まっています。

外部精度管理

九州大学医学研究院・環境医学分野 田中昭代先生・平田美由紀先生主催のクロスチェックに参加しました。その結果、厚生労働省の技術指針(基安発1222第2号)に定める血清中インジウム3μg/Lを十分下回る濃度において、九州大学と当会検査所の平均値の間に有意差はなく、極めて優れた成績を得ました。
また、九州大学にて作成されたコントロールサンプル2系列(3μg/L・30μg/L)を当衛生検査所にて検査した結果を右表に示します。
これらの結果より、日常の検査におきまして低濃度から高濃度まで良好に精度が維持されているものと考えます。

コントロール結果
  低濃度
(3μg/L)
高濃度
(30μg/L)
例  数 16 16
平 均 値 3.06 29.73
標準偏差 0.04 0.39
最 小 値 2.99 29.13
最 大 値 3.14 30.50
中 央 値 3.06 29.71
変動係数 1.3% 1.3%

よくある質問

Q.1回の検査では、どれくらいの血清が必要ですか?
A.0.5mLです。再検査が必要な場合もありますので、1.0mL以上の血清をお願いします。
Q.遠心分離器がありません。遠心分離器がない場合はどうしたらいいですか。
A.遠心分離器がない場合は、冷蔵保存の上速やかに送付ください。
Q.報告方法は郵送以外でも可能ですか。
A.はい、可能です。FAX、E-mailでも対応致しますので、お問合せください。
Q.血清インジウム検査の基準値3μg/Lとは何ですか。
A.産業衛生学会が血清中インジウムの生物学的許容値として定めた値です。
この値をもとに、検査結果を報告致します。
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